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フィリップ・ジョーンズ・グリフィスの写真が捉えた1980年のベトナムの日常生活
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フィリップ・ジョーンズ・グリフィスの写真が捉えた1980年のベトナムの日常生活

ウェールズ出身の写真家フィリップ・ジョーンズ・グリフィスによる記録写真が、1980年のハノイ、北部農村部、フエにおける日常生活を捉えています。

文:Trip2VN編集部 · 読了目安 2分 · 2026年10月17日公開

1980年、ハノイからフエにかけての日常風景

Saigoneerによると、ウェールズ出身の写真家フィリップ・ジョーンズ・グリフィスは、終戦から5年が経過した1980年のベトナムにおける日常生活を記録しました。彼の写真は、国中で見られた復興と日常のひとコマを捉えています。紹介されている場面には、ハノイ中心部にある雑貨店の店内風景などが含まれます。ベトナム北部の農村部にある学校では、かつて防空壕として使われていた塹壕が校庭に今なお残されていました。田園地帯では、農民たちが協力して田畑の灌漑用水路を掘り進めていました。フエでは、地元住民が屋外スペースを区切る様子も見られます。これらの写真は、戦後の移行期における何気ない日常の瞬間を記録しています。

薬学生からドキュメンタリー写真家へ

Saigoneerが報じたように、グリフィスが写真の世界へ進んだ経緯は一風変わったものでした。彼は写真の専門教育を受けておらず、元々は薬学を学んでいました。『マンチェスター・ガーディアン』紙で写真撮影のアルバイトをしたことをきっかけに写真の技術と出会い、生涯の情熱を注ぐことになります。1961年、グリフィスはロンドンに拠点を置く『オブザーバー』紙のフリーランスとしてアルジェリア戦争を取材し、その後1966年から1971年にかけてベトナム戦争を取材しました。1971年の著書『Vietnam Inc.』は、ありのままの現地の姿を世界中の読者に届けました。1980年に撮影された写真は、同書の出版から約10年後に再びベトナムを訪れた際のものとなります。